ミニプランプ

かねてより考察の対象だったミニクランプの試作が完成。
ハンドプッシュで被削物が極端に小さい物を顕微鏡下で彫らねばならない時、
彫刻台に挟んで台を左右に振ると顕微鏡の視野からはみ出して作業しづらいのはもはや周知の事実。
それを解消するためにスイングアーム方式にし、
ブツを左右に振ってもいちいちフォーカス合わせをする必要性をなくした。
拡張パーツのアイデアも何個かあるので、作業対象の形状に合わせて柔軟にクランプ出切るようにする予定。


ざっくり切削


ロウ付けで切削時間短縮。


ソロモンよ!!私は帰ってきた!!


仮組みはいい感じ。


実際の動作。
被削物がボルトの頭の位置として、
回転や振りにも位置が移動しない(しにくい)ので
作業効率が劇的に上がる計算。
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Gyro ring holder

リングホルダーの最終切削の準備に取り掛かる。


今回は前2回のテストを踏まえた決定版にすべく、
あちこち気になるところを見直して再設計し、
本体とジャイロ部にベアリングも入れてみた。


10mm厚でも丸1日で切削終了。


めっちゃ工業製品感ある・・・


早速組み立ててみた。
本体内部にベアリング入れたから、そこそこスムーズに回転するわ。

さ、次の設計行くか。

崇拝するナイフメーカーの方からの依頼品を彫り終わる。


ナイフの印象を損なわないようにメインの模様は廃し、
肉眼で見えるギリギリのEngスクロールを定番の配列でデザインした。


2000年ぐらいを境に、ライフルに施されるスクロールも大振りなものが増えたけど、
それ以前の雰囲気っぽくなったか。



内彫りリングホルダー


ジャイロ型のリングホルダー改版出来た。
αⅠ版はリング保持のネジが本体に干渉したり、ネジが締めにくかったり、
ジャイロを固定する箇所の剛性不足というった所を改良してαⅡ版。
最後にもう一度気になるところのサイズを調整してβ版に以降する予定。 

治具いろいろ

GW前に何とか内彫り用のバイスだけは何とか形にしたく・・・


ささっと設計して、


ささっと切削して、


はい完成。


被削物ががっちり保持されるのを確認。
十分実用に耐える出来。
今の所リング接触部分もアルミなので、
次はリングにキズがつかないように樹脂で作るか。


あと、リング押さえ部分のサポートパーツも切削。


ささっと組み立て


ジャイロ型のリングホルダーに取り付け。


彫ってみた。
一発で行けるとは思ってなかったけど、
やっぱり作ってみたらいろいろ問題点出てくるな。

治具は永遠のテーマだ・・・

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zenmai gunso

Author:zenmai gunso
ぜんまい軍曹
2002までミラノ在住。舞台美術背景・舞台彫刻職人としてイタリア国立劇場勤務の後、宝飾業に転向。大手イタリア国内メーカーの原型制作や生産に携わる傍ら、Gianmaria Buccellati(ジャンマリア ブチェラッティ)の洋彫り職人3名に師事。「marquise(マーキス)」を発足後、日本に帰国。

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